MANOMAとは?
ソニーネットワークコミュニケーションズライフスタイル株式会社が提供するスマートホームサービスです。このサービスは、複数のスマートホーム機器とスマートフォンアプリが連携し、家や家族を見守ることができます。特に、高齢者の見守りや防犯対策に特化しており、家の中の様子をリアルタイムで確認したり、異常があれば通知を受け取ることができます。
主な機能には、室内コミュニケーションカメラ、開閉センサー、スマートロックなどがあります。これらの機器は、すべてアプリを通じて操作・管理が可能で、家族全員で共有できます。
また、セコム駆けつけサービスなど、緊急時の対応も充実しており、安心して利用できる設計になっています。
使うことによる効果とは?
防犯面では、室内カメラや開閉センサーが不審者の侵入を検知し、すぐに通知してくれるため、家の安全を守ることができます。
また、家族やペットの見守りにも役立ちます。例えば、離れて暮らす高齢者の様子をカメラで確認し、必要に応じて声をかけることができるため、家族の安心感が向上します。
さらに、スマートロックを活用することで、家事代行サービスなどを安全に利用できる点も魅力です。家族が不在時でもサービスを受けることができ、生活の質が向上します。加えて、温湿度センサーによる環境管理機能も備えており、熱中症などのリスクを減らすことができます。
セットや価格は?
MANOMAのセットには、基本的なスマートホーム機器が含まれています。
具体的には、AIホームゲートウェイ、室内コミュニケーションカメラ、開閉センサー、スマート家電リモコン、Qrio Lock / Qrio Hub、Qrio Smart Tagなどがあります。
これらの機器は、すべてアプリを通じて操作・管理できるため、ユーザーは簡単に使いこなすことができます。
価格については、セット内容やサービスオプションにより異なりますが、基本セットは数万円から提供されています。さらに、セコム駆けつけサービスやWi-Fiオプションなどの追加サービスも選択可能で、これにより総額は変動します。
詳細な価格情報は公式サイトで確認することができます。
口コミや評判は?
ユーザーからは、特に高齢者の見守り機能や防犯機能が評価されており、「親の見守りセット」を利用することで、離れて暮らす家族の安心感が大幅に向上したという声が多く寄せられています。
また、スマートロックや開閉センサーの操作が簡単で直感的に使える点も好評です。
さらに、セコム駆けつけサービスが提供されていることにより、緊急時の対応が迅速で安心できるという意見もあります。
一方で、初期設定が少し複雑だという指摘もあり、導入時にはサポートが必要と感じるユーザーもいます。
それでも全体的には、家族の安全と安心を提供する優れたサービスとして、多くのユーザーに支持されています。
発売日は?
2018年に一般家庭向けに発売が開始されました。さらに、2023年12月には、高齢者の見守りに特化した「親の見守りセット」が新たに販売開始されました。この新セットは、特に在宅介護の現場での利用を念頭に置いて設計されており、家族の見守りニーズに応えるための機能が充実しています。
発売当初から、ユーザーのフィードバックを基にサービスや機能の改善が進められており、現在では多くの家庭で利用されています。今後も、さらなる機能拡充やサービス向上が期待されます。
販売店と購入方法は?
主にオンラインでの購入が可能です。公式サイトを通じて注文することで、必要なセットやオプションサービスを選択し、自宅に直接配送されます。一部の家電量販店やソニーの直営店でも取り扱いがあります。
また、8月には神戸で「介護テクノロジー導入推進体験会&交流会」が開催され、スマートホームサービス「MANOMA」の各種機器や機能を実際に体験することができます。特に、在宅介護の現場における利用シーンを想定したデモンストレーションが行われる予定です。介護事業者や開発企業、学生の方々にとって、ICTを活用した新しい介護の形を学ぶ貴重な機会となるでしょう。
参照URL:ソニー スマートホームサービス「MANOMA」